函館から小樽へ車で移動するガイド!所要時間やおすすめルートを詳しく紹介

函館から小樽へ車で移動するガイド!所要時間やおすすめルートを詳しく紹介
函館から小樽へ車で移動するガイド!所要時間やおすすめルートを詳しく紹介
移動

函館と小樽は、北海道を代表する人気の観光エリアです。レトロな街並みや新鮮な海鮮グルメなど、どちらの街も魅力に溢れています。この2つの街を一度の旅行で満喫したいと考えたとき、移動手段として便利なのが車です。自由なスケジュールで動けるドライブは、北海道らしい壮大な景色を間近に感じられる最高の選択肢といえるでしょう。

しかし、地図で見ると近く感じるかもしれませんが、北海道の距離感は想像以上に広大です。函館から小樽へ車で向かう場合、どのルートを通れば効率的なのか、時間はどのくらいかかるのか不安に思う方も多いのではないでしょうか。道中の休憩スポットや、冬道の注意点など、事前に知っておきたい情報はたくさんあります。

この記事では、函館から小樽への車でのアクセス方法について、初めての方でも分かりやすいように徹底的に解説します。最短ルートの紹介から、寄り道が楽しい観光ルート、そして気になる料金や注意点まで網羅しました。この記事を参考に、あなたにとって最適なドライブプランを立てて、安心で快適な北海道旅行を楽しんでください。

函館から小樽へ車で行く主なルートと所要時間の目安

函館から小樽までの移動は、直線距離以上に走りごたえのある道のりです。まずは、どのようなルートがあるのか、そしてそれぞれにどれくらいの時間がかかるのかを把握しておきましょう。目的地までの距離は約180kmから240kmほどあり、ルート選びによって見える景色や体験できる内容が大きく変わってきます。

最短で移動するなら「国道5号線(ニセコ経由)」ルート

函館から小樽を目指す際、多くのドライバーが利用するのが国道5号線を北上するルートです。この道は、函館から大沼、長万部(おしゃまんべ)、黒松内、ニセコ、倶知安(くっちゃん)を通り、小樽へと繋がる内陸の道です。走行距離は約180kmから190kmほどで、信号の少なさを考慮すると所要時間は約4時間から4時間半が目安となります。

このルートの魅力は、北海道らしい山々や田園風景を楽しみながら走れる点です。特にニセコ周辺では、蝦夷富士(えぞふじ)として親しまれる羊蹄山(ようていざん)の雄大な姿を眺めることができます。道幅も比較的広く整備されていますが、峠を越える区間があるため、適度な集中力が必要です。急ぎつつも景色を楽しみたい方に最適なルートといえます。

また、途中には「道の駅」が点在しており、地域の特産品を楽しみながら休憩できるのもメリットです。長万部では有名な駅弁を購入したり、ニセコでは搾りたての牛乳を使ったスイーツを味わったりと、ドライブならではの楽しみが詰まっています。移動時間そのものを観光の一部として楽しめる、バランスの良いコースです。

高速道路を利用する「道央自動車道」ルート

長距離の運転が不安な方や、より快適な走行を求めるなら、高速道路(道央自動車道)を利用する選択肢があります。函館ICから乗り、まずは札幌方面へと向かいます。ただし、現時点では函館から小樽までが全て高速道路で直結しているわけではありません。途中で一般道へ降りるか、札幌を経由して札樽(さっそん)自動車道に乗り換える必要があります。

札幌を経由して小樽へ向かう場合、走行距離は約240kmと長くなりますが、高速道路特有の安定感があります。所要時間は約3時間半から4時間ほどで、一般道よりも少し早く到着できる可能性があります。ただし、冬季の吹雪による通行止めや、札幌近郊の渋滞には注意が必要です。運転の疲労を軽減したい場合には、非常に有効なルートといえるでしょう。

高速道路上にはサービスエリアやパーキングエリアがあり、トイレ休憩や軽食の調達がスムーズです。有珠山(うすざん)サービスエリアからは噴火湾を見渡す絶景が楽しめるため、運転のリフレッシュに最適です。高速料金はかかりますが、時間を有効に使いたいビジネスマンや、小さなお子様連れの家族旅行にはおすすめの移動方法です。

日本海側を走る「追分ソーランライン」ルート

時間に余裕があり、海沿いの絶景を心ゆくまで堪能したいなら、日本海側の国道229号線を通るルートがおすすめです。函館から八雲(やくも)を経て日本海側へ抜け、江差(えさし)やせたな、島牧(しままき)、積丹(しゃこたん)を経由して小樽を目指します。このルートは「追分ソーランライン」と呼ばれ、複雑な海岸線と青い海が続く非常に美しいコースです。

走行距離は約280km以上になり、所要時間は休憩なしでも6時間から7時間は見ておく必要があります。かなりの長丁場になりますが、その分、観光客が少ない隠れた名所や、荒々しくも美しい自然の造形美に出会うことができます。特に積丹半島周辺の「積丹ブルー」と呼ばれる澄んだ海の色は、一見の価値がある感動的な風景です。

ただし、このルートはトンネルが多く、道幅が狭い場所もあるため、運転には注意が必要です。また、飲食店やガソリンスタンドの数が限られているエリアもあるため、事前の計画が欠かせません。一日かけて北海道の海岸線をじっくり巡りたいという、旅慣れた方やドライブ好きの方にぜひ挑戦してほしいロマンあふれるルートです。

高速道路利用で快適に移動!料金やサービスエリアの情報

函館から小樽への車移動で、快適さを優先するなら高速道路の活用が欠かせません。広大な北海道を効率よく移動するために、高速道路の料金体系や便利な休憩施設の情報を事前にチェックしておきましょう。特に長距離運転では、適切なタイミングでの休憩が安全運転の鍵となります。

函館から小樽までの高速道路料金とETC割引

函館から小樽まで高速道路をフルに活用する場合、主な区間は道央自動車道の「大沼公園IC」から「札幌JCT」を経由し、札樽自動車道の「小樽IC」までとなります。普通車の通常料金は、片道で約6,000円から7,000円程度かかります。距離が長いため、それなりの出費になりますが、移動の快適さと時間を考えれば納得の価格といえるかもしれません。

少しでも費用を抑えたい場合は、ETC割引を賢く利用しましょう。土日祝日に利用すれば「休日割引」で30%オフになりますし、深夜0時から4時の間に走行すれば「深夜割引」も適用されます。また、観光客向けに提供されている「北海道観光フリーパス」などの乗り放題プランを事前に申し込んでおくと、定額で何度でも乗り降りができて非常にお得です。

レンタカーを利用する場合も、ETCカードのレンタルが可能かどうかを確認しておくと良いでしょう。料金所での支払いの手間が省けるだけでなく、各種割引の恩恵を受けられるため、長距離移動のハードルがぐっと下がります。予算と相談しながら、最適なプランを組み合わせてみてください。

【高速道路料金の目安(普通車)】

・大沼公園IC 〜 小樽IC(札幌経由):約6,800円前後

・大沼公園IC 〜 虻田洞爺湖IC(その後一般道へ):約3,500円前後

※料金は改定される可能性があるため、最新の情報をドラぷら等でご確認ください。

景色が最高!立ち寄りたいサービスエリア(SA)

道央自動車道を走行するなら、必ず立ち寄ってほしいのが「有珠山サービスエリア」です。ここは伊達市に位置し、上り線・下り線のどちらからも美しい噴火湾(内浦湾)や有珠山、昭和新山を一望できる絶好のビュースポットです。天気の良い日には、対岸の駒ヶ岳まで見渡せることもあり、運転の疲れが吹き飛ぶような解放感を味わえます。

館内の売店では、地元の特産品を使ったグルメも充実しています。黄金豚(こがねとん)を使用したハンバーガーや、室蘭カレーラーメンなどのご当地メニューが人気です。また、広々とした芝生エリアや展望デッキがあるため、ペット連れの方やリフレッシュしたいドライバーにとって、北海道内でも指折りの人気休憩施設となっています。

もう一つのポイントは「八雲(やくも)パーキングエリア」です。ここは「噴火湾パノラマパーク」という公園に隣接しており、高速道路から降りることなく大規模な公園施設を利用できます。地元の乳製品を使ったソフトクリームは絶品で、広い景色を眺めながら味わうスイーツは格別です。長距離移動の合間に、北海道の自然と味覚を同時に楽しめる贅沢な休憩スポットです。

給油とトイレ休憩の計画的な立て方

北海道の高速道路で注意しなければならないのが、ガソリンスタンドの間隔です。本州の高速道路に比べて給油施設が設置されているサービスエリアが非常に限られています。函館方面から小樽へ向かう際、給油ができるのは主に「有珠山SA」や「輪厚(わっつ)PA」など数カ所に限られるため、残量には常に余裕を持って走行しましょう。

トイレ休憩についても、次の施設まで数十キロ離れていることが珍しくありません。特にお子様連れや年配の方が同行している場合は、行きたくなくても各サービスエリアで一度停車する習慣をつけておくと安心です。各エリアには多目的トイレも完備されており、清潔に保たれているため安心して利用できます。

また、スマートインターチェンジ(ETC専用出口)を活用することで、高速道路沿いの道の駅や商業施設にアクセスしやすくなる場所もあります。あらかじめ地図アプリなどで、どこに休憩ポイントがあるかを星印でチェックしておくと、心のゆとりを持ってドライブを楽しめるでしょう。

一般道で行く景色を楽しむドライブコース

時間に縛られず、北海道のありのままの風景を楽しみたいなら一般道での移動が一番です。函館から小樽を結ぶ道には、高速道路では決して味わえない情緒豊かな景色や、地元の人々に愛される立ち寄りスポットが溢れています。季節ごとに表情を変える美しいルートを通って、思い出に残る道中を過ごしましょう。

羊蹄山を眺めながら走る「ニセコルート」

函館から小樽へ向かう一般道のメインルートは、国道5号線を進むコースです。長万部から黒松内を経てニセコエリアに入ると、視界が開け、目の前に巨大な羊蹄山が現れます。その完璧な円錐形のシルエットは、まさに圧巻の一言です。特に初夏の瑞々しい緑や、秋の鮮やかな紅葉の時期は、どこを切り取っても絵葉書のような美しさです。

ニセコ周辺は道路も広く整備されており、快適なクルージングを楽しめます。途中、倶知安町に入ると、羊蹄山がさらに間近に迫り、その迫力に圧倒されるはずです。このルートは農地が多く、初夏にはジャガイモの花が白や紫に咲き誇る風景に出会えることもあります。北海道らしいのどかな田園風景の中を走り抜ける爽快感は、車移動ならではの特権です。

さらに、ニセコエリアにはお洒落なカフェやベーカリーが点在しています。少し車を止めて、美味しいコーヒーと焼き立てのパンをテイクアウトし、景色の良い場所で休憩するのも良いでしょう。小樽への到着を急ぐのではなく、そのプロセス自体を楽しむ贅沢な時間を過ごせるルートといえます。

「道の駅」を巡るスタンプラリー風ドライブ

一般道を利用する楽しみの一つに「道の駅」巡りがあります。函館から小樽までの国道5号線沿いには、個性的で魅力的な道の駅がいくつも設置されています。まずは七飯(ななえ)町にある「なないろ・ななえ」に立ち寄ってみましょう。ここは新しい施設で、特産のリンゴを使ったスイーツや、お洒落な内装が人気を集めています。

さらに北上すると、長万部町の「シャロームの里」や、黒松内町の「トワ・ヴェール II」など、地元の特産品に特化した駅が続きます。特に黒松内の道の駅で食べられる焼き立てのピザは非常に有名で、これを目当てに遠方から訪れる人もいるほどです。各駅でスタンプを集めたり、少しずつ地域の特産品をつまみ食いしたりするスタイルは、退屈になりがちな移動時間をイベントに変えてくれます。

また、道の駅は地域の観光案内所としての役割も果たしているため、その先の道路状況や隠れた名所について教えてもらうこともできます。トイレ休憩のついでに特産品をチェックし、お土産の下見をするのも楽しいものです。北海道の豊かさを肌で感じながら、のんびりと小樽を目指すことができます。

積丹半島の絶壁と海を堪能する「シーサイドコース」

もし、丸一日を移動日に充てられるのであれば、積丹(しゃこたん)半島を回る海沿いのルートは外せません。ニセコから岩内(いわない)方面へ抜け、そこから積丹半島の海岸線をぐるりと一周して小樽へ向かいます。この道の見どころは、なんといっても「神威岬(かむいみさき)」です。海に突き出た切り立った断崖と、透き通った青い海のコントラストは、言葉を失うほどの絶景です。

このルートは起伏に富み、多くのトンネルを抜けるたびに新しい海の景色が広がります。特に初夏から夏にかけてはウニのシーズンで、沿道の食堂ではとれたての新鮮な生ウニ丼を堪能できます。この時期にしか味わえない贅沢なグルメを楽しめるのも、このルートの大きな魅力です。ただし、道幅が狭くカーブが多いため、運転には十分な注意が必要です。

積丹から小樽へ向かう途中には、余市(よいち)町を通ります。ここには有名なニッカウヰスキーの蒸溜所やフルーツパークがあり、ドライブの締めくくりにふさわしい観光スポットが充実しています。海、グルメ、歴史といった北海道の魅力を凝縮したようなルートで、到着した頃には小樽観光に負けないくらいの満足感を得られるはずです。

道中で立ち寄りたい!おすすめのグルメ・観光スポット

函館から小樽への車移動は、単なる移動ではなく「旅」そのものです。長距離を走り続けるのは疲れますが、要所に素晴らしい観光スポットや美味しいグルメがあれば、気分もリフレッシュされます。ここでは、多くの人が足を運ぶ人気の立ち寄りポイントを厳選してご紹介します。

大沼国定公園でリフレッシュ

函館を出発して最初に出会う大きな観光スポットが「大沼国定公園」です。函館市街地から車で約40分ほどの場所にあり、駒ヶ岳を背景にした美しい湖の景色が広がっています。駐車場に車を止めて、湖畔の散策路を少し歩くだけでも、素晴らしい空気の美味しさと静寂に包まれます。長旅の始まりに、心を整えるのにぴったりの場所です。

ここに来たら絶対に外せないのが、名物の「大沼だんご」です。元祖大沼だんごの店「沼の家」では、一口サイズの小さなお団子がぎっしり詰まった箱を購入できます。醤油とあん、または醤油と胡麻の2種類があり、その日のうちに食べなければならないほど柔らかくて繊細な味わいです。車内での軽食としても優秀で、家族や友人とシェアしながら食べるのが楽しいですよ。

時間に余裕があれば、レンタサイクルで湖を一周したり、観光遊覧船に乗って湖上から駒ヶ岳を眺めたりするのもおすすめです。季節によってはカヌー体験やワカサギ釣りなども楽しめます。函館からの最初の休憩ポイントとして、心身ともにリフレッシュできる最適なスポットです。

長万部で味わう名物「かなやのかにめし」

函館から北上して約1時間半、ちょうど小腹が空いてくる頃に到着するのが長万部(おしゃまんべ)町です。ここはかつて鉄道の要衝として栄え、現在もドライブの重要な拠点となっています。長万部といえば、全国的にも有名な「かにめし」の本場です。昭和25年から愛され続けている歴史ある駅弁で、今でも多くのドライバーがこれを目当てに立ち寄ります。

「かにめし本舗かなや」の店舗では、出来立ての温かいかにめしを食べることができます。香ばしく炒り上げられたカニの身がご飯の上にたっぷりと敷き詰められ、その風味豊かな味わいは一度食べたら忘れられません。付け合わせの佃煮や紅生姜も絶妙なアクセントになっています。店内のレトロな雰囲気も相まって、旅の気分を一層盛り上げてくれます。

テイクアウトして、車内で景色を見ながら食べるのもドライブの醍醐味です。また、長万部町内には源泉かけ流しの天然温泉も点在しており、運転の疲れを癒やすために短時間の入浴(日帰り入浴)を利用するのも賢い選択です。お腹を満たし、少し体を休めることで、その後の小樽までの運転も元気に続けられます。

洞爺湖周辺の展望台とスイーツ巡り

ルートを少し変更して高速道路を「虻田(あぶた)洞爺湖IC」で降りるか、一般道を進むと、美しい円形の湖「洞爺湖(とうやこ)」に到着します。ここは2008年のサミット会場にも選ばれた景勝地で、中央に浮かぶ中島と周囲の山々が織りなす風景は非常に穏やかです。「サイロ展望台」に立ち寄れば、洞爺湖を一望できる大パノラマを楽しむことができます。

洞爺湖周辺は、良質な農産物の宝庫でもあります。特に近くの「レークヒル・ファーム」は、ドライブ客に大人気のスポットです。広大な牧場の中にあるカフェでは、自家製の牛乳をたっぷり使ったジェラートが評判です。種類も豊富で、季節限定のフレーバーも登場します。外のベンチで羊蹄山を眺めながら食べるジェラートは、まさに北海道旅行の幸せを凝縮したような体験です。

さらに、温泉街の近くにはお洒落なセレクトショップや、地元の果物を使ったタルトが人気のスイーツ店などもあります。洞爺湖は車で一周することも可能で、どこに止めても美しい景色が待っています。小樽へ向かう途中の大きな見どころとして、少し時間を割いてでも立ち寄る価値が十分にあるエリアです。

冬の北海道を車で移動する際の注意点と準備

冬の北海道は美しく幻想的ですが、雪道での車移動には細心の注意が必要です。函館から小樽への道のりは、峠越えや海岸線など、気象条件が厳しくなりやすい区間を多く含みます。冬にドライブを計画している方は、以下のポイントを必ず確認し、安全を最優先にしたプランを立ててください。

雪道運転の基本とホワイトアウトへの対策

冬の北海道を走る際、最も恐ろしいのが「ホワイトアウト」です。強い風で雪が舞い上がり、視界が真っ白になって数メートル先も見えなくなる現象です。特に長万部周辺やニセコエリアの峠道では、天候が急変しやすいため注意が必要です。視界が悪くなったら無理に走行を続けず、ハザードランプを点灯して安全な場所に一時停止し、視界が回復するのを待ちましょう。

雪道では「急」のつく操作は厳禁です。急発進、急ブレーキ、急ハンドルはスリップ事故の最大の原因になります。車間距離は通常の2倍から3倍以上空け、エンジンブレーキを有効に活用して速度をコントロールしてください。また、スタッドレスタイヤであっても、アイスバーン(凍結路面)ではブレーキが効きにくいことを常に意識しておく必要があります。

レンタカーを借りる場合は、必ず4WD(四輪駆動)車を指定し、雪道仕様であることを確認しましょう。最近の車には横滑り防止機能などが備わっていますが、過信は禁物です。常に「滑るかもしれない」という慎重な姿勢でハンドルを握ることが、事故を防ぐための第一歩です。

冬の北海道では、日没が非常に早いです。午後4時を過ぎると暗くなり始め、路面状況が見えづらくなります。できるだけ明るいうちに目的地へ到着できるよう、午前中の出発を心がけましょう。

冬の装備と緊急時の備え

万が一の立ち往生やトラブルに備えて、車内の装備を整えておくことも大切です。北海道の冬は、車が止まって暖房が切れると、車内温度が急激に下がります。防寒着はもちろんのこと、毛布や使い捨てカイロ、スコップ、牽引ロープなどを車に積んでおくと安心です。これらはレンタカー会社で標準装備されていることもありますが、事前に確認しておきましょう。

また、スマートフォンの充電切れを防ぐためのモバイルバッテリーや、半日分程度の食料と飲料水も用意しておくと良いでしょう。雪道でのトラブルは自分一人の力では解決できないことも多いため、JAFの連絡先やレンタカー会社の緊急連絡先をすぐに確認できる状態にしておいてください。

燃料計もこまめにチェックしましょう。渋滞や通行止めで長時間車内に留まることになった場合、暖房を使い続けるためにガソリンが必要になります。ガソリンが半分程度になったら早めに給油する「半分給油ルール」を徹底することで、不測の事態にも落ち着いて対応できるようになります。

最新の道路情報と通行止めの確認方法

出発前や道中では、常に最新の道路状況をチェックする習慣をつけましょう。北海道の道路は、大雪や強風ですぐに通行止めになることがあります。せっかく出発しても、途中で引き返さざるを得なくなるのは避けたいものです。「北海道地区道路情報」や「ドラぷら」などのWEBサイト、アプリを活用するのが便利です。

また、ラジオの交通ニュース(特にNHKや地元AM局)もリアルタイムの情報を得るのに役立ちます。峠道のライブカメラ映像を公開しているサイトもあり、現在の積雪状況を視覚的に確認することも可能です。「さっきまでは晴れていたのに、山を一つ越えたら猛吹雪」ということが珍しくないのが北海道の冬です。

もし天候が著しく悪い予報が出ている場合は、車での移動を諦めてJRなどの公共交通機関に切り替える勇気も必要です。安全があってこその楽しい旅行です。無理なスケジュールは避け、ゆとりを持ったプランニングで冬の北海道を楽しみましょう。

道路情報の確認に便利なサイト・アプリ:

・北海道雪道情報(ライブカメラ確認可能)

・ドラぷら(高速道路の規制情報)

・Yahoo!カーナビ(渋滞や事故情報の更新が早い)

函館から小樽への車移動を楽しく快適にするためのまとめ

まとめ
まとめ

函館から小樽への車移動は、北海道の大地を肌で感じ、自由な旅を満喫できる素晴らしい選択です。最短で効率よく移動できるニセコ経由の国道5号線ルートや、運転の負担を軽減できる高速道路ルート、そして絶景に出会える積丹経由の海岸線ルートなど、目的に合わせた道選びが楽しめます。それぞれのルートには独自の魅力があり、道中で出会うグルメや景色は、旅の素晴らしい1ページになることでしょう。

移動の際は、時間にゆとりを持つことが最も重要です。約4時間から7時間という長時間の運転になるため、大沼公園や長万部、洞爺湖といったスポットで適切に休憩を挟みましょう。地域の特産品を味わい、美しい空気を吸い込むことで、移動そのものが楽しい観光体験に変わります。特に冬の時期は、雪道への備えを万全にし、天候情報をこまめにチェックすることを忘れないでください。

この記事で紹介した情報を参考に、ご自身のスケジュールや好みにぴったりのドライブプランを組み立ててみてください。函館の夜景を楽しんだ後に、小樽の運河を目指す旅路。その間の数百キロメートルに広がる北海道の豊かな自然は、車を走らせるあなただけに特別な感動を与えてくれるはずです。安全運転で、最高の北海道ドライブを楽しんできてくださいね。

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