北海道の秋を象徴する味覚といえば、川へ戻ってくる力強い「鮭」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。札幌市からほど近い石狩市では、毎年秋になると「石狩 鮭まつり」が開催され、道内外から多くの観光客が訪れます。このお祭りは、石狩川の恵みに感謝し、旬の鮭を心ゆくまで堪能できるイベントとして、半世紀以上の歴史を誇ります。
会場では、本場の石狩鍋が大きな鍋で振る舞われるほか、大人も子供も夢中になる「鮭のつかみ取り」など、石狩ならではの催しが目白押しです。潮風を感じながら味わう秋の味覚は、まさに格別の体験となるでしょう。この記事では、石狩 鮭まつりの見どころからグルメ情報、アクセス方法まで、初めて訪れる方にも分かりやすく詳しく解説します。
石狩 鮭まつりとは?秋の味覚を堪能できる歴史あるイベントの魅力

石狩 鮭まつりは、北海道石狩市で毎年9月下旬に開催される、秋の最大級のイベントです。石狩市は「鮭の聖地」としても知られており、かつて鮭漁で栄えた歴史を今に伝える大切なお祭りとして親しまれています。まずは、このお祭りがどのような背景で始まり、どのような特徴があるのかを見ていきましょう。
石狩市が誇る「三大まつり」のひとつとしての歩み
石狩市には、季節ごとに開催される「石狩三大まつり」と呼ばれる大きな行事があります。春の「石狩さくらまつり」、夏の「石狩浜サンドクラフト」、そして秋を締めくくるのがこの「石狩 鮭まつり」です。1964年(昭和39年)に第1回が開催されて以来、石狩の豊かな自然と食文化を発信する場として続いてきました。
お祭りのメインテーマはもちろん「鮭」です。江戸時代から続く石狩の鮭漁は、地域の生活を支える重要な基盤でした。その歴史を重んじ、現在でも鮭の豊漁と安全を祈願する儀式が行われるなど、単なる食のイベントにとどまらない深い文化的背景を持っています。地元の住民にとっても、一年の収穫を祝う欠かせない行事となっています。
近年では、石狩市民だけでなく札幌圏や遠方からの観光客も増え、2日間で数万人が訪れる賑わいを見せます。会場内には、威勢の良い掛け声が響き渡り、北海道らしい活気に満ちあふれた空間が広がっています。歴史の重みを感じつつ、現代的なレジャーとしても楽しめるのが、このお祭りの大きな魅力と言えるでしょう。
旬の「秋サケ」を贅沢に味わい尽くす内容
お祭りの最大の魅力は、なんといっても「鮮度抜群の鮭」をその場で楽しめることです。9月の石狩は、産卵のために石狩川へ戻ってくる鮭が最も脂の乗った状態で水揚げされる時期です。この時期の鮭は「秋サケ」と呼ばれ、身が引き締まっていて旨みが凝縮されているのが特徴です。
会場では、鮭の身だけでなく、希少な白子(しらこ)や、宝石のように輝くイクラなども贅沢に提供されます。家庭ではなかなかできないような、豪快な調理法で振る舞われる料理の数々に、多くの人が舌鼓を打ちます。市場のような活気の中で、新鮮な食材を選び、その場で味わう体験は、食の宝庫である北海道ならではの楽しみ方です。
また、鮭の直売コーナーも非常に人気があります。一匹丸ごとの鮭が驚くような価格で販売されることもあり、お土産として購入する方で行列ができるほどです。配送カウンターも設置されていることが多いため、重い荷物を持ち運ぶ心配をせずに、新鮮な秋の味覚を自宅や親戚に送ることも可能です。まさに鮭づくしのひとときを過ごせます。
石狩川の恵みに感謝する地域伝統の雰囲気
石狩 鮭まつりは、美味しいものを食べるだけでなく、地域の伝統に触れることができる場でもあります。石狩川は古くから「母なる川」と呼ばれ、鮭をもたらしてくれる自然への感謝が地域の人々の心に根付いています。お祭り期間中には、鮭の供養祭などの神事が行われることもあり、厳かな一面も持ち合わせています。
会場のステージでは、地元の保存会による伝統芸能や、和太鼓の演奏などが披露されます。力強い太鼓の音色は、鮭が川を遡上する際のダイナミックな動きを彷彿とさせ、お祭りのムードを一層盛り上げます。地元の方々が代々受け継いできた文化を間近で見ることができるのは、観光客にとっても貴重な体験になるはずです。
また、会場周辺の石狩弁天社などの歴史的建造物も、お祭りの雰囲気を引き立てます。かつての漁師たちの信仰を集めた場所を巡りながらお祭りに参加することで、石狩という土地が鮭と共に歩んできた時間の長さを実感できるでしょう。単なる観光イベントではない、地域に根ざした温かみを感じられるのが、このお祭りの素晴らしい点です。
石狩 鮭まつりの目玉イベント!大興奮の「鮭のつかみ取り」体験

お祭りの数あるプログラムの中でも、最も盛り上がりを見せるのが「鮭のつかみ取り」です。生きた鮭と知恵比べをしながら素手で捕まえるこのイベントは、見る人を熱狂させ、参加する人に忘れられない思い出を与えてくれます。ここでは、つかみ取りの魅力や参加方法について詳しくご紹介します。
勇壮に跳ねる鮭を捕まえる!つかみ取りのルールと参加方法
鮭のつかみ取りは、会場内に設けられた特設のいけすで行われます。冷たい水の中を勢いよく泳ぎ回る鮭を、制限時間内に自分の手で捕まえるというシンプルなルールですが、これが意外と難しいのです。鮭はぬるぬるとしていて滑りやすく、さらに力強く跳ねるため、しっかりとしたコツが必要になります。
参加するためには、事前に申し込みを行い、抽選で当選する必要があります。毎年非常に高い倍率となるため、参加を希望する場合は公式サイトなどで発表される募集要項を念入りに確認しておきましょう。当日枠が設けられることもありますが、基本的には事前予約が確実です。参加料が必要となりますが、捕まえた鮭はそのまま持ち帰ることができるため、非常に満足度の高い内容となっています。
参加する際は、濡れても良い服装や着替えの準備が必須です。水しぶきが上がる中、必死に鮭を追いかける姿は、周囲の観客からも大きな声援が飛びます。周囲と協力したり、鮭の動きを予測したりしながら、ようやく一匹を抱え上げた瞬間の喜びは、言葉では言い表せないほどの達成感に包まれることでしょう。
子供も大人も夢中になれる!熱気あふれる会場の様子
つかみ取りの会場は、お祭りの中で最も活気に満ちたスポットです。いけすを囲むように大勢の観客が集まり、参加者が鮭を追いかける様子をハラハラしながら見守ります。子供たちが小さな体で大きな鮭に立ち向かう姿には温かい拍手が送られ、大人が真剣な表情で鮭と格闘する姿には笑いと驚きが沸き起こります。
特に子供向けの回では、いけすの中を走り回ってずぶ濡れになりながらも、笑顔で鮭を抱える子供たちの姿が印象的です。自然の生き物に触れる機会が少なくなっている現代において、食卓に並ぶ鮭がどれほど力強い存在なのかを肌で感じる食育の場にもなっています。親御さんもカメラを構えて、お子さんの勇姿を必死に記録しています。
一方、大人の部はまさに真剣勝負です。大きな秋サケが水面を叩く音と、参加者のどよめきが入り混じり、まるで戦場のような熱気が漂います。うまく捕まえられずに逃げられてしまう場面も多いですが、それも含めてエンターテインメントとして楽しめます。参加者も観客も一体となって盛り上がれるのが、このイベントの醍醐味です。
捕まえた鮭はどうする?持ち帰りや発送のサービス
見事につかみ取りでゲットした鮭は、その場でもらうことができます。しかし、大きな鮭をそのまま持ち歩くのは大変ですよね。会場では、捕まえた鮭を氷と一緒にビニール袋に入れてくれるサービスや、持ち帰り用の発泡スチロール箱の販売が行われています。車で訪れている方は、クーラーボックスを用意しておくと安心です。
遠方から来ている方や、公共交通機関を利用する方のために、宅配便の受付特設カウンターが用意されていることも多いです。その日のうちに発送手続きを済ませれば、鮮度を保ったまま自宅へ届けることができます。自分で捕まえた鮭が翌日や翌々日に届き、それを家族で味わうというのも、お祭りの後の楽しみの一つになるでしょう。
また、会場内や周辺には鮭を捌いてくれるサービスがある場合もあります。一匹丸ごとの魚を捌くのが苦手な方は、こうしたサービスを利用するのも一つの方法です。鮮やかな手つきで鮭が切り身になっていく様子を見るのも、職人技を感じる面白い体験になります。どんな形で持ち帰るか、事前にシミュレーションしておくとスムーズです。
参加するための抽選や事前準備のポイント
鮭のつかみ取りに参加するためには、事前の情報収集が非常に重要です。募集は例年、開催の1ヶ月〜数週間前に行われることが多く、石狩市の広報誌や公式サイト、SNSなどで告知されます。インターネットでの申し込みが主流となっているため、こまめにチェックしておくことをおすすめします。
事前準備として、当日の服装選びも大切です。水しぶきだけでなく、鮭の鱗やぬめりが付くこともありますので、汚れても構わないスポーツウェアなどが適しています。また、足元は滑りやすいため、底のしっかりした長靴が推奨されます。会場で貸し出しがある場合もありますが、自分に合ったサイズを用意しておくのがベストです。
さらに、万が一抽選に漏れてしまった場合でも、観覧エリアから応援するだけで十分に楽しむことができます。迫力あるシーンを写真に収めたり、他の参加者の工夫を観察したりするのも面白いものです。つかみ取り以外にも鮭に触れ合える企画がある年もありますので、プログラム全体を把握して、自分なりの楽しみ方を見つけましょう。
本場の味に感動!石狩 鮭まつりで絶対に食べたいグルメ

石狩 鮭まつりを訪れる最大の目的は、やはり「食」ではないでしょうか。会場内には、石狩ならではの鮭料理を提供する屋台が所狭しと並び、食欲をそそる香りが漂います。ここでは、お祭りに来たら絶対に外せない看板メニューや、注目すべきグルメ情報を詳しく解説します。
巨大な鍋で作る!名物「石狩鍋」の格別な美味しさ
石狩といえば「石狩鍋」の発祥の地として知られています。お祭りでは、家庭用とは比べものにならないほど大きな鍋で、一度に数百人分もの石狩鍋が作られます。このダイナミックな光景は、お祭りのシンボルとも言えるでしょう。大きな鍋で大量の食材を煮込むことで、それぞれの旨みが溶け合い、深い味わいが生み出されます。
石狩鍋の特徴は、鮭の身や骨付きのぶつ切り(アラ)、さらにキャベツや玉ねぎなどの甘みのある野菜を使い、味噌で味付けをすることです。仕上げに山椒(さんしょう)を振りかけるのが石狩流で、これが鮭の風味を引き立て、全体の味をピリッと引き締めてくれます。肌寒くなってくる秋の石狩で、温かい石狩鍋をすする瞬間はまさに至福の時です。
具材には、鮭の旨みを吸った豆腐やこんにゃくも入っており、ボリューム満点です。屋台では一杯数百円という手頃な価格で提供されるため、何杯もおかわりするファンも少なくありません。本場のレシピで作られた「本物の石狩鍋」を味わえるのは、このお祭りならではの贅沢です。行列ができることも多いですが、待つ価値は十分にあります。
豪快に焼き上げる「鮭のちゃんちゃん焼き」の魅力
石狩鍋と並んで人気なのが「鮭のちゃんちゃん焼き」です。これは、大きな鉄板の上に鮭を半身のまま載せ、周囲をたっぷりの野菜で囲んで、甘辛い味噌だれをかけて蒸し焼きにする漁師料理です。「お父ちゃんがちゃっちゃと作るから」や「鉄板がチャンチャンと音を立てるから」など、名前の由来には諸説ありますが、その豪快さは一見の価値があります。
味噌だれと鮭の脂、野菜から出る水分が混ざり合い、濃厚なソースとなって具材に絡みます。身をほぐしながら野菜と一緒に頬張れば、濃厚な旨みが口いっぱいに広がります。お祭り会場では、大きな鉄板で次々と焼き上げられる様子を間近で見ることができ、その芳ばしい香りに誘われてついつい列に並んでしまうこと間違いなしです。
ちゃんちゃん焼きは、ご飯のおかずとしてはもちろん、ビールなどのアルコールとの相性も抜群です。立ち上る湯気と香ばしい味噌の香りに包まれながら、屋外で食べるちゃんちゃん焼きは、日常では味わえない贅沢な気分にさせてくれます。小分けにされて販売されているので、色々な屋台の味を食べ比べるのも楽しみの一つです。
鮮度抜群!イクラ丼や鮭の加工品が並ぶ屋台村
お祭り会場の屋台村には、まだまだ魅力的な鮭グルメが溢れています。特に人気なのは、鮮度抜群の「イクラ丼」です。石狩で獲れたばかりの鮭から取り出した筋子を、醤油漬けにしたばかりのイクラは、一粒一粒がピンと張っており、口の中で弾ける食感がたまりません。白米が見えないほどたっぷりと盛られたイクラは、まさに海の宝石箱です。
また、鮭の身を贅沢に使った「鮭おにぎり」や「鮭のルイベ(凍らせた刺身)」なども人気です。さらに、鮭の身をすり身にして揚げた「サケメンチカツ」や「鮭のザンギ(唐揚げ)」など、食べ歩きしやすいメニューも充実しています。子供からお年寄りまで楽しめる幅広いラインナップが揃っているのが、石狩 鮭まつりの嬉しいポイントです。
お土産にぴったりな加工品も豊富です。鮭のトバ(乾燥させたもの)や、石狩産の鮭を使った魚醤(ぎょしょう)、瓶詰めのイクラなど、地元の特産品がズラリと並びます。生産者から直接説明を聞きながら購入できるのも、お祭りの醍醐味です。家に帰ってからもお祭りの余韻を楽しめるよう、お気に入りの一品を見つけてみてください。
【おすすめグルメチェックリスト】
・本場の味「石狩鍋」:山椒の風味がアクセント
・豪快な「ちゃんちゃん焼き」:甘辛い味噌だれが絶品
・宝石のような「イクラ丼」:獲れたての鮮度を堪能
・手軽な「鮭ザンギ」:サクサクの食感が人気
鮭以外も充実!石狩産農産物やスイーツの楽しみ
鮭まつりという名前ですが、会場で楽しめるのは鮭だけではありません。石狩市は農業も盛んな地域であり、旬の野菜や果物が安価で販売されるコーナーも設けられます。特に、石狩産のジャガイモやトウモロコシ、カボチャなどは甘みが強く、観光客に非常に人気があります。重い野菜を配送してくれるサービスがあるのも助かります。
また、地元のスイーツショップが出店することもあり、石狩産の素材を使ったソフトクリームや焼き菓子なども楽しめます。鮭料理をたっぷり堪能した後のデザートとして、冷たいソフトクリームは最高のご褒美になるでしょう。石狩の特産品を一度に味わえるため、食のイベントとしての満足度が非常に高いのが特徴です。
さらに、石狩と交流のある友好都市からの出店がある年もあります。普段はなかなか手に入らない他地域の特産品が並ぶこともあり、意外な発見があるかもしれません。会場を隅々まで歩いて、石狩の豊かな食文化を多角的に楽しんでみてください。お腹を空かせて行くことが、このお祭りを満喫するための最大の準備と言えます。
石狩 鮭まつりへのアクセスと混雑を避けるためのコツ

石狩 鮭まつりは非常に人気の高いイベントであるため、当日は会場周辺やアクセスルートが非常に混雑します。快適にお祭りを楽しむためには、事前のルート確認と移動手段の選択が重要です。ここでは、札幌方面からのアクセス方法や、スムーズに移動するためのヒントをまとめました。
札幌から車やバスで行く場合のルートと所要時間
札幌市中心部から石狩 鮭まつりの会場(石狩市弁天町周辺)までは、車で約40分〜1時間程度の距離にあります。国道231号線(石狩街道)を北上するのが一般的なルートです。平時はスムーズに移動できますが、お祭り当日は会場に近づくにつれて渋滞が発生しやすくなります。特に午前中の早い時間は、駐車場待ちの列ができることもあります。
公共交通機関を利用する場合は、北海道中央バスが便利です。地下鉄南北線の「麻生駅」や、東豊線の「栄町駅」から石狩方面行きのバスが出ています。通常便に加えて、お祭り期間中は臨時バスが運行されることもあるため、事前に時刻表を確認しておきましょう。バスの所要時間は約45分から1時間程度ですが、道路状況によって前後することを念頭に置いておきましょう。
また、公共交通機関を利用すると、駐車場探しのストレスから解放されるだけでなく、会場で美味しいお酒を楽しむことができるというメリットもあります。鮭のちゃんちゃん焼きに冷えたビールを合わせたいという方は、バスでの移動が断然おすすめです。グループで訪れる場合は、タクシーを予約して移動するという選択肢も検討してみてください。
臨時バスやシャトルバスの活用がスムーズな移動のポイント
お祭り期間中は、多くの来場者を運ぶために「シャトルバス」が運行されるのが通例です。例えば、石狩市役所周辺の臨時駐車場から会場までを結ぶ無料または有料のシャトルバスが設定されることがあります。これを利用すれば、会場至近の混雑した駐車場を避けて、比較的スムーズにアクセスすることが可能になります。
シャトルバスの運行ルートや頻度は、その年によって変更になる場合があります。石狩市の公式サイトや、お祭りの特設ページで最新の情報を確認することが、当日の混乱を防ぐ大きなポイントです。また、バスの待ち時間が発生することもありますので、時間に余裕を持ったスケジュールを組むことが、一日を穏やかに過ごすための秘訣です。
また、札幌市内から直接会場へ向かう臨時直行バスが設定されることもあります。乗り換えの手間がなく、座って移動できるため非常に楽です。ただし、これらは予約制であったり、本数が限られていたりすることが多いため、早めの情報収集と確保が必要です。快適な移動手段を確保することで、お祭りに向かう期待感も一層高まることでしょう。
公共交通機関を利用する際は、交通系ICカードのチャージを事前に済ませておくと、降車時の混雑を回避できてスマートです。
駐車場情報と早めの到着が重要な理由
車で会場へ向かう場合、最も気になるのが駐車場の確保です。会場周辺には公設の駐車場がいくつか用意されますが、開場後すぐに満車になることが珍しくありません。特に「鮭のつかみ取り」などの人気プログラムが始まる前の時間帯は、周辺道路が激しく混雑します。可能であれば、お祭りの開始時刻よりもかなり早めに到着するように計画しましょう。
会場から少し離れた場所に大規模な臨時駐車場が設けられることもあります。そこからシャトルバスで会場入りする方が、結果的に早く到着できる場合も多いです。「どうしても会場の近くに停めたい」と執着するよりも、案内看板に従ってスムーズに駐車できる場所を選ぶのが、時間を有効に使うための賢い判断です。
また、駐車場の場所によっては、帰りの渋滞に巻き込まれやすいところもあります。あらかじめ出口に近い場所を選んだり、お祭りが終了する少し前に会場を後にしたりするなど、帰りのことも考えて行動すると疲れを最小限に抑えられます。駐車場の位置は地図アプリなどで事前に把握し、同行者と共有しておくとスムーズです。
| 移動手段 | 所要時間の目安 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 自家用車 | 約45分〜60分 | 荷物(鮭)を持ち帰りやすい | 渋滞と駐車場不足の可能性 |
| 路線バス(麻生駅発) | 約50分 | お酒が飲める・渋滞ストレス少 | 混雑時は立って乗ることも |
| シャトルバス | 約15分〜20分 | 駐車場からの移動がスムーズ | 運行時間の確認が必要 |
石狩 鮭まつりとあわせて楽しみたい周辺のおすすめ観光スポット

せっかく石狩まで足を運ぶなら、鮭まつりだけではなく周辺の観光スポットも巡ってみてはいかがでしょうか。石狩市には、北海道らしい壮大な自然や、歴史を感じる施設が点在しています。お祭りの興奮をそのままに、石狩の魅力をより深く知ることができるおすすめスポットをご紹介します。
雄大な景色を楽しめる「はまなすの丘公園」と「石狩灯台」
お祭り会場からほど近い場所にある「はまなすの丘公園」は、石狩川の河口に広がる約46ヘクタールの広大な公園です。ここでは、ハマナスをはじめとする180種類以上の海浜植物を見ることができます。9月下旬はハマナスの花期は過ぎていますが、代わりに鮮やかな赤い実(ハマナスの実)や、秋の草花が織りなす静かな景色を楽しむことができます。
公園のシンボルとなっているのが、白と赤のコントラストが美しい「石狩灯台」です。1892年(明治25年)に設置されたこの灯台は、北海道に現存する最古の灯台の一つであり、映画のロケ地としても使われたことがあります。青い空と海を背景に立つ灯台の姿は非常にフォトジェニックで、多くの観光客が写真を撮りに訪れます。
木道が整備されているため、海風を感じながらのんびりと散策するのに最適です。お祭りの喧騒から少し離れて、雄大な石狩川が日本海に注ぎ込む様子を眺めていると、北海道の自然の大きさを改めて実感できるでしょう。天気が良ければ、遠くに暑寒別連峰などの山々を望むこともでき、リフレッシュするのに最高の場所です。
鮭の生態を学べる「サーモンファクトリー」と「サーモンミュージアム」
お祭りで鮭に興味を持った方にぜひ訪れてほしいのが、佐藤水産が運営する「サーモンファクトリー」です。ここは鮭の加工工場に直売店が併設された施設で、新鮮な海産物のお買い物が楽しめるほか、鮭に関する様々な情報を得ることができます。特に「サーモンミュージアム(石狩市鮭の資料館)」が隣接しており、鮭の生態や石狩の鮭漁の歴史を詳しく学ぶことができます。
ミュージアム内では、鮭の成長過程を映像やパネルで分かりやすく解説しており、大人だけでなく子供も興味深く見学できます。なぜ鮭が生まれた川に戻ってくることができるのか、その不思議な能力について知ることで、お祭りで食べた鮭への感謝の気持ちもより一層深まるはずです。見学後は、ファクトリー内で販売されている絶品の「鮭の特大おにぎり」を食べるのも定番の楽しみ方です。
また、ここでは様々な鮭製品の試食も充実しています。鮭の燻製や、珍しい白子の加工品など、お祭りの屋台とはまた違ったバリエーション豊かな商品に出会えます。無料の広い駐車場も完備されているため、お祭りの行き帰りに立ち寄るスポットとして非常に便利です。鮭について「見て、学んで、食べて、買う」ことができる、まさに鮭のテーマパークと言えるでしょう。
温泉でリフレッシュ!「番屋の宿」で過ごす贅沢な時間
お祭りを一日中歩き回って疲れた体を癒すなら、周辺の温泉施設がおすすめです。石狩市には、良質な温泉を楽しめる宿泊施設や日帰り入浴施設がいくつかあります。特に「番屋の宿」などの施設では、石狩浜のすぐ近くという立地を活かした開放感のあるお風呂を楽しむことができます。
温泉に浸かりながら、その日に見たお祭りの活気や、つかみ取りの興奮を思い返す時間は、旅の締めくくりにぴったりです。石狩の温泉は、保温効果が高い塩化物泉が多く、湯冷めしにくいのが特徴です。秋の少しひんやりとした風を感じながら入る露天風呂は、日頃の疲れをスッと溶かしてくれるような心地よさがあります。
宿泊を伴う場合は、石狩の旬の食材をふんだんに使った夕食を堪能できるのも魅力です。お祭りで食べ損ねた料理や、宿ならではの創作鮭料理など、石狩の食をさらに深く追求することができます。札幌から日帰りも可能ですが、あえて一泊することで、石狩の美しい夕日や静かな夜の海を堪能する余裕が生まれ、より贅沢な北海道観光となるでしょう。
まとめ:石狩 鮭まつりで北海道の秋を心ゆくまで満喫しよう
石狩 鮭まつりは、北海道の秋の魅力を凝縮したような、活気と美味しさに満ちた素晴らしいお祭りです。伝統ある鮭漁の歴史を感じながら、本場の石狩鍋やちゃんちゃん焼きを味わう体験は、ここでしか得られない特別なものとなります。大人も子供も夢中になれる「鮭のつかみ取り」は、まさに一生の思い出に残る豪快なイベントと言えるでしょう。
札幌からのアクセスも良く、周辺には自然豊かな公園や鮭について学べる施設、温泉なども揃っています。お祭りをメインにしつつ、石狩の街全体を楽しむ計画を立てることで、より充実した一日を過ごすことができます。混雑が予想されるため、早めの行動と事前の情報チェックを忘れずに、万全の準備で挑んでください。
旬の鮭がもたらす豊かな恵みと、地域の人々の温かいおもてなし。石狩 鮭まつりを訪れれば、きっとあなたも北海道の秋の虜になるはずです。美味しい香りに包まれた会場で、最高の一杯と最高の体験をぜひ堪能してください。



