札幌観光の拠点となる札幌駅は、毎日多くの人が行き交う非常に大きなターミナル駅です。到着してすぐに観光へ出かけたい時、大きな荷物を持って移動するのは大変ですよね。そんな時に活用したいのがコインロッカー札幌駅のサービスです。
しかし、駅構内は広く、どこにロッカーがあるのか迷ってしまうことも少なくありません。この記事では、札幌駅周辺のコインロッカーの設置場所から料金、空き状況の確認方法まで、初心者の方にも分かりやすく丁寧に解説していきます。
事前にロッカーの場所を把握しておくことで、到着後の移動がスムーズになり、限られた観光時間を有効に使うことができます。札幌旅行を快適にスタートさせるためのヒントとして、ぜひこの記事を役立ててください。
コインロッカー札幌駅の基本情報と設置エリアの全体像

札幌駅のコインロッカーは、JR線と地下鉄線の両方に多数設置されています。まずは駅全体のどこにロッカーが集中しているのか、その全体像を把握することから始めましょう。利用する路線や目的地に合わせて、最適な場所を選ぶのがポイントです。
設置されている主なフロアとエリアの構成
札幌駅のコインロッカーは、主に「1階のコンコース」と「地下1階の地下鉄連絡通路」に集中して設置されています。JRを利用して到着した場合は、1階の改札を出てすぐの場所にあるロッカーが最も見つけやすく便利です。
1階には東コンコースと西コンコースの2つの大きな通路があり、それぞれに多数のロッカーが並んでいます。一方、地下1階は地下鉄さっぽろ駅や地下歩行空間(チ・カ・ホ)に直結しており、大通方面へ向かう方に適しています。
初めて訪れる方は、まず自分が「JRの改札」にいるのか、それとも「地下鉄の改札」付近にいるのかを確認しましょう。それぞれのエリアに数百個単位でロッカーが用意されているため、基本的にはどこでも預けることが可能です。
コインロッカーのサイズ展開と収納できる荷物の目安
札幌駅に設置されているロッカーは、主に小・中・大・特大の4つのサイズに分かれています。利用する荷物の大きさに合わせて最適なサイズを選びましょう。サイズごとの目安を知っておくと、預けられないというトラブルを防げます。
【サイズ別の収納目安】
・小サイズ:リュックサックや手提げバッグ、お土産袋など
・中サイズ:小型のキャリーケース(機内持ち込みサイズなど)
・大サイズ:一般的なスーツケース、旅行用大型バッグ
・特大サイズ:海外旅行用の超大型スーツケース、ゴルフバッグなど
観光客が多い札幌駅では、特に「中サイズ」と「大サイズ」の需要が高くなっています。特大サイズは設置数が限られているため、大きな荷物を持っている場合は早めに場所を確保するか、後述する手荷物預かり所の利用も検討してください。
支払い方法の種類と交通系ICカードの利用について
最近のコインロッカーは、現金だけでなく交通系ICカードでの支払いに対応したタイプが増えています。札幌駅でも「Kitaca(キタカ)」や「Suica(スイカ)」、「PASMO(パスモ)」などのICカードがそのまま利用可能です。
ICカード対応のロッカーは、カード自体が鍵の代わりになるため、紙のレシートを紛失してもカードがあれば取り出すことができます。非常に便利ですが、一部の古いタイプは現金(100円玉)のみの対応となっているので注意が必要です。
現金をメインで使う場合は、あらかじめ小銭を用意しておくとスムーズです。駅構内には両替機もありますが、混雑時には並ぶこともあります。千円札は使えますが、五千円札や一万円札は使えないことが多いため事前に崩しておきましょう。
JR札幌駅構内(改札内・改札外)の主要ロッカー設置場所

JR札幌駅を利用する場合、改札を出る前と出た後の両方にロッカーがあります。移動ルートに合わせて最適な場所を選べるよう、主要な設置ポイントを詳しく見ていきましょう。特に東側と西側の位置関係を理解することが重要です。
東コンコース付近のロッカー(東改札側)
JR札幌駅の東改札を出てすぐのエリアは、最もコインロッカーの設置数が多い激戦区です。改札の左右にずらりと並んでおり、視認性も高いため、初めての方でも迷うことなく見つけられるはずです。
東コンコースは北海道四季彩館(お土産店)や観光案内所に近いため、観光情報を集めるついでに荷物を預けるのに適しています。また、バスターミナル方面へのアクセスも良いため、バスで移動する予定がある方にもおすすめです。
このエリアのロッカーは、最新のタッチパネル式が多く導入されています。日本語だけでなく英語や中国語、韓国語の案内も表示されるため、海外からの観光客にも分かりやすい作りになっているのが特徴です。
西コンコース付近のロッカー(西改札側)
西改札側のコンコースにも、かなりの数のロッカーが設置されています。こちらはパセオや大丸札幌店といった商業施設に近く、ショッピングを楽しみたい方にとって非常に便利な立地となっています。
西コンコースのロッカーは、通路に面した場所だけでなく、少し奥まった「通路の脇」などにも分散して設置されています。表通りが満杯に見えても、奥の方へ進むと空きが見つかることもあるため、諦めずに探してみましょう。
また、西コンコース内には手荷物一時預かり所も隣接しています。ロッカーに入りきらない大きな荷物や、すべてのロッカーが埋まっている場合には、こちらの有人カウンターを利用すると非常にスムーズに解決します。
改札内(ホームに上がる前)の設置状況
あまり知られていませんが、JR札幌駅の改札内(切符を通した後)にもコインロッカーが存在します。乗り換えの合間に少しだけ荷物を置きたい場合や、札幌駅を通り過ぎる予定の方には非常に重宝する場所です。
改札内のロッカーは数がそれほど多くありませんが、改札外に比べて利用者が少ないため、混雑時でも空いている可能性が高いというメリットがあります。ただし、一度改札を出てしまうと戻れないため、預けた後の行動予定には注意してください。
主に階段下や通路のデッドスペースを有効活用する形で設置されています。場所が少し分かりにくいことがあるので、駅の構内図を確認するか、駅員さんに「改札の中にロッカーはありますか?」と尋ねてみるのが確実です。
地下鉄さっぽろ駅周辺と地下通路のコインロッカー活用術

JRだけでなく地下鉄を利用する予定があるなら、地下エリアのロッカーを活用するのも賢い選択です。特に冬場の札幌は地上を歩くのが大変なため、地下に荷物を預けて地下歩行空間を移動するスタイルが定番となっています。
地下鉄南北線・東豊線の改札付近
地下鉄さっぽろ駅には「南北線」と「東豊線」の2つの路線が乗り入れており、それぞれの改札付近にロッカーが設置されています。特に南北線の北改札口付近は、JRからの乗り換えルート上にあるため非常に人気があります。
東豊線側のロッカーは、JRからは少し距離がありますが、その分だけ競争率が低くなる傾向にあります。イベント開催時などで駅全体が混雑しているときは、少し歩いて東豊線側のエリアまで足を運んでみるのも一つの手です。
地下エリアのロッカーは、駅の営業時間に合わせて利用できる時間が決まっている点に注意しましょう。深夜や早朝に荷物を取り出したい場合は、JR側の24時間近いエリアを利用する方が安心かもしれません。
札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)入口付近
札幌駅から大通公園までを結ぶ「地下歩行空間(通称:チ・カ・ホ)」の入り口付近にも、いくつかのロッカーが設置されています。ここは大通方面へ観光に行く方にとって、非常にアクセスの良いポイントです。
チ・カ・ホ沿いのロッカーは、観光客だけでなく地元の利用者も多いため、午前中の早い時間帯に埋まってしまうことがあります。しかし、地下の広大な空間に点在しているため、周囲をよく探すと意外な空きスポットが見つかります。
また、このエリアは天候に左右されず移動できるのが最大の魅力です。雨や雪の日でも、濡れることなく荷物を預けて、そのまま地下を通って大通やススキノエリアまで歩いて行くことができるため、天候が不安定な日はここを優先しましょう。
アピアやエスタなど駅直結ビル内の設置場所
駅に直結している地下街「アピア(APIA)」や、かつてエスタがあった周辺の地下通路にもロッカーがあります。商業施設の中にあるため、営業時間に左右される部分はありますが、買い物客向けの便利な場所に配置されています。
これらの場所は、駅のメインコンコースからは少し外れた位置にあるため、いわゆる「穴場」となりやすいスポットです。観光客が真っ先に向かう場所ではないため、お昼過ぎでも空きが見つかるケースが多々あります。
ただし、地下街は通路が複雑に入り組んでいるため、自分の預けた場所を忘れないように注意が必要です。預けた後は、周囲にある店舗の名前や看板を写真に撮っておくと、戻る時に迷わずに済むのでおすすめです。
コインロッカーの利用料金と知っておきたい注意点

コインロッカーを安心して利用するためには、料金体系や利用ルールの詳細を知っておくことが不可欠です。思わぬ追加料金が発生したり、荷物が取り出せなくなったりしないよう、事前にルールを確認しておきましょう。
サイズ別の料金相場と料金のカウント方法
札幌駅のコインロッカー料金は、サイズによって段階的に設定されています。標準的な料金設定を知っておくことで、予算の目安を立てやすくなります。札幌駅周辺の一般的な料金相場は以下の通りです。
| サイズ | 料金目安(1日) | 主な収納物 |
|---|---|---|
| 小 | 400円 〜 500円 | 手荷物、買い物袋 |
| 中 | 600円 〜 700円 | 小型スーツケース |
| 大 | 800円 〜 900円 | 標準スーツケース |
| 特大 | 1,000円 | 大型荷物、ゴルフバッグ |
注意したいのは、料金のカウント方法です。コインロッカーの料金は「1回」ではなく「1日(深夜0時まで)」を単位として計算されるのが一般的です。日付をまたいで預ける場合は、2日分の料金が発生します。
預けられる期間の上限と超過時の対応
コインロッカーに荷物を預けっぱなしにできる期間には上限があります。ほとんどの場所では「最大3日間(または4日間)」と定められており、それを過ぎると係員によって中身が回収されてしまいます。
回収された荷物は、専用の保管所に移動され、引き取りには別途保管料や手数料が必要になります。また、保管期間も一定期間(通常30日程度)を過ぎると処分されてしまうため、長期の旅行の際は十分に注意してください。
もし数日間にわたって預ける予定がある場合は、ロッカーの扉に貼られている利用約款を確認しましょう。そこには何日まで預けられるか、期間を過ぎた場合の連絡先はどこかといった重要な情報が記載されています。
鍵のタイプと紛失時のトラブル対策
ロッカーの鍵には「物理的な鍵タイプ」と「暗証番号(またはICカード)タイプ」の2種類があります。最近は後者が増えていますが、どちらにもメリットと注意点があるため正しく理解しておきましょう。
物理的な鍵を失くした場合は、シリンダーの交換費用として数千円の自己負担が発生することがあります。暗証番号タイプの場合は、発行されるレシートを紛失しないように、レシートの写真をスマホで撮っておくのが最も確実な防衛策です。
混雑を回避して確実に荷物を預けるためのテクニック

札幌駅は非常に利用者が多いため、特に週末や連休、雪まつりなどのイベント期間中はコインロッカーがどこも満杯になることがあります。そんな状況でも困らないための、具体的な回避策をご紹介します。
空き状況をリアルタイムで確認できるシステム
最近では、札幌駅構内の一部のロッカーについて、スマホから空き状況をリアルタイムで確認できるサービスが導入されています。駅に着く直前にネットで確認することで、無駄に歩き回るのを防ぐことができます。
JR北海道の公式サイトや、駅構内に設置されたデジタルサイネージ(案内板)で空き情報をチェックすることが可能です。緑色は空きあり、赤色は満杯といった視覚的な表示で、どのエリアに空きが多いか一目で分かります。
ただし、リアルタイムと言っても数分程度のタイムラグがあるため、向かっている途中で埋まってしまう可能性はゼロではありません。いくつか候補のエリアをあらかじめ決めておき、第1候補がダメなら第2候補へ、と動けるようにしておきましょう。
比較的空いている「穴場」の設置場所を狙う
多くの人が利用するメインコンコースのロッカーは、真っ先に埋まってしまいます。一方で、少し場所が分かりにくいところや、移動に時間がかかる場所にあるロッカーは、比較的最後まで空いていることが多いです。
例えば、JR札幌駅の「北口」方面の1階奥にあるロッカーは、南口側に比べて人通りが少なく狙い目です。また、地下鉄東豊線の改札からさらに奥に進んだ通路沿いのロッカーも、穴場スポットとして知られています。
さらに、駅直結の商業施設の高層階や、提携しているホテルの近くなど、駅から徒歩2〜3分程度離れるだけで一気に空きが見つかる確率が上がります。重い荷物を持って歩くのは大変ですが、確実性を求めるなら少し足を伸ばしてみましょう。
午前中の早い時間帯に預けるのが鉄則
札幌駅のコインロッカー争奪戦は、午前中が勝負です。特にホテルをチェックアウトした後の観光客が増える午前10時から11時頃にかけて、主要なロッカーは一気に埋まっていきます。
可能であれば、午前9時台には駅に到着して荷物を預けてしまうのが理想的です。早い時間に預けてしまえば、その後の観光プランに余裕が生まれ、ロッカーを探して奔走するストレスから解放されます。
もし到着がお昼過ぎになることが分かっている場合は、最初からコインロッカーは諦めて、次に紹介する「手荷物預かり所」を第一候補にする方が時間を無駄にせずに済むかもしれません。
コインロッカーが満杯の時の救世主!手荷物預かり所

もし駅中のコインロッカーがすべて埋まっていても、まだ諦める必要はありません。札幌駅周辺には、対面で荷物を預かってくれるサービスがいくつか存在します。ロッカーに入らない大きな荷物がある場合にも便利です。
JR札幌駅西コンコース内の「手荷物一時預かり所」
JR札幌駅の西コンコース内には、ヤマト運輸などが運営する有人手荷物預かり所があります。ここはコインロッカーとは違い、スペースが許す限り預かってくれるため、満車で途方に暮れる心配が少ないのが特徴です。
料金はロッカーの大サイズと同じか、少し高い程度に設定されていますが、特大サイズの荷物やベビーカー、スキー板などの不安定な形状の物も安心して預けることができます。係員さんが丁寧に管理してくれるのも安心感がありますね。
営業時間が決まっているため、夜遅くに引き取りたい場合には不向きですが、日中の観光であれば最も確実な選択肢と言えます。場所はJR西改札を出て左手、パセオの入り口付近にありますので覚えておきましょう。
サツエキBridge付近のサービスカウンター
札幌駅の北西側に位置するエリアにも、手荷物預かりを実施している拠点があります。駅から少しだけ歩きますが、駅構内がパニックになるほどの混雑時でも、ここなら預けられる可能性が非常に高いです。
こちらでは、単なる預かりだけでなく、新千歳空港や宿泊先のホテルまで荷物を配送してくれるサービスを併設していることもあります。重い荷物を自分で運ぶ手間を省きたい方にとっては、非常に付加価値の高いサービスです。
預かりサービスを利用する際は、必ず「引き取りの締め切り時間」を確認してください。営業終了時間を過ぎてしまうと、翌日まで荷物を取り出すことができなくなるため、帰りの列車の時間に余裕を持って戻るようにしましょう。
ecbo cloak(エクボクローク)など予約可能な預かりサービス
最近急速に普及している「ecbo cloak(エクボクローク)」というサービスをご存知でしょうか。これは、街中のカフェやお店の空きスペースを、スマホで予約して荷物置き場として利用できる便利な仕組みです。
札幌駅周辺の多くの飲食店やショップがこのサービスに加盟しており、事前にネット上で「予約」ができるのが最大の強みです。当日になって慌てて探す必要がなく、確実に場所を確保できるのは大きな安心感につながります。
専用のアプリから地図上で預けられる場所を探し、そのまま決済まで完了させることができます。コインロッカー探しに時間を取られたくない方や、計画的に観光を楽しみたい方には、今最もおすすめしたい最新の預かり術です。
観光シーズンは「ecbo cloak」の予約も埋まりやすいため、旅行の日程が決まったら早めに場所をチェックしておきましょう。駅から少し離れたカフェなどを選べば、預けるついでに休憩もできて一石二鳥ですよ。
コインロッカー札幌駅の活用術と快適な観光のためのまとめ
コインロッカー札幌駅の情報をマスターすれば、重い荷物から解放されて、より自由に北海道観光を楽しむことができます。札幌駅にはJR、地下鉄を合わせて非常に多くのロッカーが点在していますが、まずは「東・西のコンコース」と「地下1階」を基本のエリアとして押さえておきましょう。
料金は小サイズ400円から、特大サイズ1,000円程度が目安となります。支払いは交通系ICカードが便利ですが、念のため100円玉や千円札を用意しておくと安心です。また、レシートの写真を撮るなどの紛失対策も忘れずに行いましょう。
混雑が予想される日は、リアルタイムの空き状況確認システムを活用するか、午前中の早い時間に到着することを目指してください。もしロッカーが見つからない場合は、有人預かり所や「ecbo cloak」のような予約サービスを賢く利用するのがポイントです。
荷物を安全に預けたら、あとは身軽になって札幌のグルメや美しい景色を存分に堪能するだけです。この記事で紹介した場所やコツを参考に、ストレスフリーな札幌の旅を楽しんでくださいね。いってらっしゃい!




